4月8日の日経ニュースに出ていました。
↓
仮想通貨、複数の登録業者に立ち入りへ 金融庁
どのような事が書かれていたかというと、
●3月末までに登録申請中の「みなし業者」全16社は検査済み
●次は登録業社の立ち入り検査を行う
●対象となっている業者はQUOINEなど複数社
●2月に検査したGMOコイン等はセキュリティに不備があった
●今回の業者は明らかな不備があったわけではない
●報告だけでは分からない部分を検査する事が目的
●4月以降は既存業社への検査を優先する
●その為、新規登録申請の審査は一時中断する
このような事が書かれていました。
やはりコインチェックの流出事件の影響です。
ある意味こういった検査をしっかりするのは当たり前です。
コインチェックの流出事件、
仮想通貨という比較的新しい通貨で被害を受けた人が、
それ程多くなかったので、一時的なニュースで終わりましたが、
客観的に見ると、
金融商品を預けている取引所から盗まれた。
という事です。
銀行から預金が盗まれたのと同じです。
今後日本の金融市場でこのような事が起きないように、
今のうちに金融庁主導でしっかりとした体制づくりをしてもらいたいです。
さて、このニュースを見て思ったのは、
今後の取引書選び。
これから始める人はどうやって選べばいいのか?
今後の取引所の選び方
まず1つ確実なのが、
今回の金融庁の検査をクリアした取引書を選ぶ事です。
今回の検査で調べられるのは、
・利用者保護の体制や監査機能
・経営と執行をきちんと分離して企業統治を働かせているか?
この2つが主な検査内容です。
詳しい検査基準までは出ていなかったので分かりませんが、
流出事故防止の観点から考えると、厳しく検査されそうです。
なので、今回の検査をクリアした取引所は安全であると判断できます。
次に業務改善命令を受けたところも大丈夫だと思います。
改善点が見えているので、そこを改善すれば安全であると判断できます。
やめたほうが良いのは、
行政処分を受けた取引所。
後に改善されるかもしれませんが、今の時点では選ばないほうが良いと思います。
なので、これから仮想通貨の取引を始めようとしている方や、
新たに取引所に口座開設をしようと考えている方は、
今回の検査で処分を受けなかった業者を選ぶと良いと思います。
まとめ
最近こういった金融庁がらみのニュースが多いです。
これから仮想通貨の取引を始めようとしてる方からすると、
ちょっと不安になります。
でも、安全な取引市場の形成に向けてのステップなので、
検査の結果が出てから取引所を選んだほうが良いと思います。
特に私と同じ、ほったらかしの中長期で運用する事を考えている人は、
焦る必要ないと思います。
現時点での安全が確認されてから始めても遅くないと思います。