仮想通貨の取引がしたいけど種類が多くてどの通貨から始めていいか悩んでいませんか?
仮想通貨は2018年3月時点で世界で1,500種類あると言われています。
その中で日本で取引できる仮想通貨は金融庁が認めた15種類。
15種類って言ってもそれぞれがどういった特徴でどのような通貨なのか?
分からない人は多いと思います。
ここでは日本で取引できる仮想通貨15種類の名前と特徴をまとめました。
これから仮想通貨を始める人もこのまとめをみればざっくりとした特徴がつかめて、
取引を始める時の参考になると思います。
また、既に取引している人も、次に取引する仮想通貨を選ぶのに参考になると思います。
まずは日本で取引できる仮想通貨の種類について説明していきます。
日本で取引できる仮想通貨とは?
まず日本で取引できる仮想通貨について紹介します。
ここでは仮想通貨の詳細については割愛し、
どんな名前の仮想通貨があるか?について書き出していきます。
その後にそれぞれの仮想通貨の詳細を説明します。
日本で取引できる仮想通貨です。
●ビットコイン
●イーサリアム
●リップル
●ビットコインキャッシュ
●ライトコイン
●ネム
●モナコイン
●イーサリアムクラシック
●オーガ
●リスク
●ファクトム
●ダッシュコイン
●モネロ
●ジーキャッシュ
●ドージコイン
以上の15種類です。
それでは次にそれぞれの特徴について説明します。
ビットコイン
仮想通貨で一番有名な通貨です。
世界初の仮想通貨でもあり、取引高も多く、仮想通貨の7〜8割のシェアを占めています。
ビットコインはだた通貨の交換だけでなく、買い物もできます。
日本でもビックカメラ等が仮想通貨で買い物できるサービスの導入を始めています。
今後の扱える場所が増えてくることが予想されており、
仮想通貨の基本となっています。
取引所によって異なりますが、0.01BTCから購入することが可能なので、
少額から持つこともできます。
個人的には少額でもいいので持っておきたい仮想通貨の1つとしてお勧めしてます。
イーサリアム
今ではビットコインの次に有名な仮想通貨です。
イーサリアムで採用されている「スマートコントラクト」というのが画期的だということで
人気が高いです。
マイクロソフトなどの大手企業が協力することを決めていて、
将来的な値上がりが期待できる仮想通貨です。
リップル
リップルは銀行間の国際送金のために作られた仮想通貨で、
時価総額は第3位です。
仲介用として作られた通貨なので、一般的な買い物とかで利用する場面は、
ほとんどないですが、金融機関での送金システムとして今後利用される機会が
増えてくれば価値が上がるのではないか?と考えられている通貨です。
個人で利用する場合は投資用として考えておいたほうが良いと思います。
ビットコインキャッシュ
ビットコインキャッシュはビットコインから分裂して誕生した通貨です。
ビットコインが抱えている問題点として、
利用者が増えるとシステムの処理が追いつかなくて送金に遅延が発生するという問題がありました。
この問題についてビットコインキャッシュはビットコインとは違う解決方法を採用しています。
それ以外の基本的な機能はビットコインと同じです。
分裂しましたが、現在はビットコインを支持する人の方が多く、
一部の人がマイニングしたり使用しているといった感じです。
個人的には様子を見ながら取引をした方が良いのかなって思っています。
ライトコイン
ライトコインはビットコインの次に古い仮想通貨です。
基本的な性能はビットコインと同じですがビットコインの問題点である、
決済スピードなどの問題点を改良した通貨です。
その他ビットコインと比べて、
埋蔵量が多かったり、発掘難易度が低かったりします。
開発者が、
「ビットコインを金とするならライトコインは銀を目指す」
と開発の目的が明確なので安心感があります。
個人的には持っておいたほうが良さそうな通貨だと思います。
ネム
日本での開発が盛んであり注目度が高い仮想通貨です。
ネムの特徴として匿名性を排除して取引を100%追えるように設計されています。
クリーンであることをコンセプトに作られていて汎用性も高いので、
今後も取引が増える通貨として注目されています。
個人的にはコインチェックの事件があったので、いまは様子見の方がいいのかなって思います。
モナコイン
2ch発祥の日本生まれの仮想通貨です。
技術のベースはライトコインです。
この通貨の開発コンセプトは、
2chなどのネット社会で、良い作品や良い意見に対してちょっとしたお金を渡す
「投げ銭」や「チップ」のような使い方がしたい。
こういった考えから開発されました。
どちらかというと投資性よりもある世界で使っていくという性質が強いです。
個人的には資金に余裕があれば持っておいても良いのかなと思います。
イーサリアムクラシック
イーサリアムから分裂してできた仮想通貨です。
分裂はしましたが、基本的な機能はイーサリアムと同じです。
分裂の経緯についてはここでは詳しく説明しませんが、
簡単に書くと「方針の違い」です。
なので、基本的な機能がイーサリアムと同じなのです。
今後についてはイーサリアムとイーサリアムクラシックのどちらが主流になるのかは
分かりません。
個人的にはもう少し様子を見て方が良いのかなと思います。
オーガ
最近話題になっている仮想通貨です。
オーガとは未来予想市場のためのプロトコルと言われています。
未来予想市場というのは、
未来に起こる出来事に対してお金をかけたりするギャンブル市場の事です。
ギャンブルと聞くとあまり良い印象を受けないのですが、
オーガが目指しているのは、
「胴元が存在しない公平かつコストがかからない未来予想市場」
です。
これは、ギャンブルには胴元がいてその胴元が絶対に勝つ仕組みになっているので、
それを公平にしようという事です。
これが本当に実現したらすごい事になるということで注目されています。
個人的には資金に余裕があれば買っておきたい通貨だと思います。
リスク
マイクロソフトがパートナーシップを組んでいる仮想通貨です。
リスクはイーサリアムと同じような「スマートコントラクト」を採用しています。
イーサリアムとの大きな違いは、プログラム言語です。
イーサリアムはブロックチェーン専用のプログラム言語を使い、
リスクはWEBアプリケーションなどでよく使われている、「Javascript」を
使用しています。
Javascriptの技術者は多く開発が容易に進みやすいという事で期待されています。
個人的には資金に余裕があれば買っておきたい通貨だと思います。
ファクトム
ファクトムは世の中にある文章や記録などをブロックチェーンで保持する
目的で作られた通貨です。
これだけだと何のことかよく分からないと思います。
どういう事かというと、
ブロックチェーンによって記録が改変不可能になります。
そうすることにより記録に対する保護や監査、コンプライアンス対応等への
コスト削減が可能になります。
なので、ファクトムによって安全でコストがかからない記録書類の運用が、
可能になるという事で、証券や保険、医療業界からの注目が高いです。
個人的には将来性があると思いますので、
少額からでも買っておいたほうが良いのではないかと思います。
ダッシュコイン
ダッシュコインは、ビットコインよりも匿名性と高速送金に優位性を持たせた
仮想通貨です。
ただ、匿名性によって犯罪に利用されるのでは?という懸念があります。
なぜかというと、
匿名性が高いということは、誰のコインが誰に送られたのかという情報が
分からないということになります。
個人的には投資という観点からすると良いのかもしれませんが、
犯罪に使われる懸念があるのであればしばらく様子を見ておこうと思います。
モネロ
モネロは送信先や送信元などを追跡不可能なほど匿名性を高めることに特化した
仮想通貨です。
上記のダッシュ同様に、匿名送金をする場面で採用される通貨としては、
良いのですが、犯罪に使われる懸念があります。
個人的には投資という観点からすると良いのかもしれませんが、
犯罪に使われる懸念があるのであればしばらく様子を見ておこうと思います。
ジーキャッシュ
こちらも匿名性の高い仮想通貨です。
匿名性が高い=犯罪に使われる懸念がある。
と書いてきましたが、
良心的に考えると、匿名性が高いことで自分の資産ややりとりが他の人に、
見えなくなるという要素もあります。
結局ここは考え方になりますが、匿名性の高いコインは需要があるので、
投資には向いているのではないかと思います。
ただ、個人的にはもう少し様子を見ようかなと思います。
ドージコイン
この通貨は、元IBMエンジニアの人がビットコインのパロディー版として
開発した仮想通貨です。
現在はモナコインみたいに「インターネット上のチップ」のような用途で
利用されています。
個人的には資金に余裕があれば購入しておいたほうが良いと思います。
まとめ
日本で取引できる仮想通貨の特徴をまとめてみました。
それぞれに特徴があり、開発の経緯も違います。
投資用として購入するもの、実際に使用する目的で購入するもの。
このように分けて考えてみると良いかもしれません。
ここでざっくりとした特徴を把握し、いくつか候補を決めるのに役に立てば
幸いです。